弘前を”ひろまえ”と読む人がいたり、大鰐(おおわに)を読めない人がいる…
このプロジェクトを通して、津軽の14市町村についてもっと知ってほしいと考えました。
2022年
おみやげプロジェクト始動
今までは無かった、津軽を訪れた人に買って帰ってもらえるような「津軽といえばこれ」というおみやげを作りたいという思いから、津軽14市町村を代表するおみやげ開発が始まりました。
青森のおみやげをリサーチ
津軽にある道の駅など、おみやげを販売している数十か所に足を運び、津軽のおみやげの特徴とは何なのか、何を津軽のブランドとして売り出せばいいのかを研究しました。
青森県内の企業と意見交換
青森県内の企業を訪問し、このプロジェクトについてどう思うか、津軽ではどんなものが売れるか、どんなものづくりが行われているかのお話を聞きました。
それにより、津軽の魅力をより発見することができました。
2023年
おみやげプロジェクトの
方向性の決定
著名なデザイナーの佐藤卓さんと、このプロジェクトは本当に津軽のためになるのか?意味があるのか?という議論を行い、コンセプトを練り上げました。
結果、津軽のおみやげをブランディングするには、おみやげの統一パッケージが良いと決定しました。
この期間は長いようで、あっという間の期間でした。
青森県の企業に向けて、
おみやげプロジェクトの説明会
8市町村から24社、計40人に参加していただきました。
このプロジェクトに参加するとどういったメリットがあるかなどの説明を行いました。
「謹製 津軽たんげ」
誕生の瞬間!
おみやげのブランド名が「謹製 津軽たんげ」に決定し、プロジェクト名が「津軽おみやげ研究会」となりました。また、金魚ねぷたをモチーフにしたキャラクターが誕生しました。
パッケージデザイン
決定
上がってきた3つのデザイン案のうちどれか一つを採用する予定でしたが、
参加企業とともに作り上げるプロジェクトなので、どのデザインを
パッケージとして使うかは、企業にそれぞれ選んでもらうことになりました。
参加企業決定
プロジェクトに参加したいという企業を募り、10社の参加が決定しました。
参加企業に向けた
デザインプレゼンテーション
参加企業に初めて謹製 津軽たんげのデザインをお披露目しました。
参加企業のおみやげはそれぞれ特性が異なり、販売ターゲットもバラバラだったため、すべてのおみやげについて詳しく理解した上で、それぞれに合ったパッケージデザインになるよう、カスタマイズを行うことに決定しました。
デザインには「地元らしくて良い!」「かわいい愛らしい!」という声がたくさん上がりました。
佐藤卓さんが1社1社とコミュニケーションを図り、予定時間より2時間も超えるほど話し込みました。
おみやげごとにデザインをカスタマイズ
おみやげによってバーコードや文字の入れ方が違うため、1社1社と話し合いながら、選んでもらったデザインをさらにカスタマイズしました。微妙なパッケージの色の濃さの違いなどにこだわり、何度も印刷を試して、納得のいくパッケージに仕上げました。
2024年
「謹製 津軽たんげ」お披露目
記者会見の開催
弘前市立観光館で記者会見が行われ、ついに謹製 津軽たんげのおみやげがお披露目となりました。
松屋銀座で先行販売を実施
謹製 津軽たんげのおみやげを、松屋銀座で開催した津軽物産展で販売を行いました。
ご来場者様の中には、青森県出身の方や、青森県から足を運んでくださった方も来られ、大盛況の先行販売となりました。
ご来場者様から「パッケージが可愛い!」という声をたくさんいただきました。
おみやげ販売店舗の開拓
青森県内のおみやげを販売しているショップへ1店舗1店舗足を運び、謹製 津軽たんげとは何なのか、どういう思いで立ち上がったのか、今後の目標や展望を話していき、8ヶ所での販売が決定しました。
時には青森の真冬の吹雪の中、店舗の訪問を行いました。
「謹製 津軽たんげ」
青森県内販売開始
青森県弘前市にあるBRICK A-FACTORYにてセレモニーを行い、
青森県内8ヶ所でおみやげの販売が開始しました。